はじめに
私が可視化ノートを書き始めた頃には
心療内科を受診し治療のために服薬をしていました
「眠い」の言葉が多い
その眠気から起こる失敗が多いことに気づきました
朝の申し送りからその調子の悪さには気付いていました
貴方は内服しながらの仕事に不調を感じることはありませんか
そんな時にはどのように対応されているのでしょうか
私の場合可視化ノートに眠気と仕事の進行度やミスの内容など
関連性に気づいた事から間違った行動をとっています
自己判断で服薬を中断したのです
想像できると思いますが内服の自己中断により
病状は悪化しました
今回の『ことりのつぶやき』は可視化ノートの振り返りVoi.1
について綴っていこうと思います
最初の２週間
前回の『ことりのつぶやき』で可視化ノートに
事実や本心を書くことの難しさについて綴っています
その中に最初の２週間はほとんどかけなかったことを
お伝えしたと思います
そのころは不安感も強く日中の眠気が特に気になっていました
夜間に中途覚醒することもあり
その際に過食をすることも落ち込みの原因の一つでした
特にきになていたのは日中の眠気です
集中力も低下し仕事や記録の漏れが増えるようになりました
定時に仕事を終えることも難しくその原因が薬の副作用だと思っていました
確かにに内服している薬の副作用で眠気はあります
それは不安にならないように気持ちを落ち着かせる目的があったからです
ノートにも眠気のことばかり書いていました
３週間目
他の仕事も同様ですが一つのミスが大きな事故につながります
毎日の緊張状態は通常以上だったと思います
仕事が出来ないことを薬のせいにしていました
そこで内服を中断しました
内服の自己中断
内服を自己中断したらどうなるか
想像できると思いますが
パニック症状や不安感が増強しました
夜勤のないにだけ睡眠導入剤を使用しており
中途覚醒はありましたが以前に比べて睡眠は取れていました
もちろん日中の眠気はありません
しかし不安感が増大していることや
人の言動に大きな心の揺れを感じていました
不安感を解消するために書籍や動画を見て
何かヒントはないか探すようになりました
このころの可視化ノートには学んだことが書かれています
自分で決断することも難しくなり
なんでも周囲のスタッフに相談するようになりました
自分の判断に自信がなくなっていきました
人の表情や反応、態度に過敏になっていたと思います
「私のことが嫌いなんだ」「私をダメだと思っている」
自分が決めつけてなるべく人と関わることを回避していました
パニック症状が起きそうになると隠れて内服し深呼吸します
落ち着いたら仕事に戻る
そんな日が続いていました
普通に行っていた採血や点滴のルート確保
輸液交換など実施後の確認を何度もしないと
落ち着かないようになっていきました
内服の確認も同様で内容の確認や飲んでもらった後も
ちゃんと出来ているかどうか不安で仕方ありませんでした
可視化ノートにも対人面での不安や対応について
処置やケアの不安なども書いています
家に帰ってからも仕事のことばかり考えていました
４週目
そんな状態が続いた４週間目に入ったころ
インシデントが起こりました
限界だと思ったきっかけでした
このころは可視化ノートも３行から５行ぐらいしか書いていません
それ以外は白紙です
ダメな自分
どうしたら良いかわからない不安
２週間ごとの診察日にこれまでのことを
可視化ノートに沿って説明しました
ノートに状況を書いていたことで診察もスムーズでした
内服の自己中断について怒られるかと思っていましたが
主治医は責めることはありませんでした
相談の結果以前綴ったように休職を決意しました
おわりに
私のように症状が進行している状況で
可視化ノートを始めるのは難しいと思います
「変わりたい」という思いがあったからこそ
可視化ノートを実施することができました
普段から体調や精神面を理解しておくことが重要であり
可視化ノートも始めやすいと思います
貴方は内服しながらの仕事に不調を感じることはありませんか
そんな時にはどのように対応されているのでしょうか
貴方の不調が少しでも安定しますように
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