セルフケア

体調管理を可視化するためのノート術

はじめに

貴方は体調や精神面の管理はできていますか
どんなふうに管理されているのでしょうか

私はこれまで体調や精神面の管理と言うほどのことをしていませんでした
体調を崩して初めて管理の重要性を感じています

体調管理に一番必要なことは普段の状態を知ること
普段の状態を知るために「可視化ノート」を実践しています
この方法が貴方の体調管理につながれば嬉しいです

今日の『ことりのつぶやき』は体調や精神面の管理でやっていること
について綴っていこうと思います

不調に気づく

不調に気づいたのは喘息発作が多くなったからでした
普段から処方されている治療を継続し安定していた状態が
急に発作を起こすようになったからです
それに加え呼吸困難感や動悸で動けなくなることまでありました

主治医に相談し処方内容を変更したり
検査をしたりしましたが呼吸困難感や動悸がおさまりません
結論として疲労や精神的ストレスではないかと診断されました

喘息発作は時々ありました
呼吸困難感や動悸で動けなくなる事で思い当たるのは
「パニック症状」です

以前から対人面での強いストレスで
パニック症状を起こすことがありました
しかし、その時は人間関係や仕事上強いストレスを
感じているとは思っていませんでした

主治医からは休みを取るか心療内科に通う事を勧められました

「普段とどう違うか」普段を知ることの大切さを感じました

一つの疑問

パニック症状を起こすようなストレスを
自分が感じているとは思っていませんでしたが
実際に症状として現れているため心療内科を受診しました

症状を説明すると「適応障害」の診断を受けました
軽めの安定剤とパニック発作時の薬を処方されました
普段から眠れていないことで疲労が蓄積されていることが
原因の一つと診断され、睡眠導入剤の使用と休職を勧められました

『どうしてこんな状態になったのか』
そんな疑問が浮かびます

どこの病院も人員不足で残業をしているだろうし
みんな同じぐらいの仕事をしています
勤務体系も変わっていない

これまでと同様の仕事状況なのに
今回どうしてこんな風になってしまったのか
そこを知ることが改善のきっかけになるのではないかと
考えたのです

可視化ノートの変化

体調変化を書き残そうと思い始めたノートです
睡眠時間やその日の気持ちや体調について
食事量など通常の体調管理内容でした

普段から手帳や文房具が好きな私は
YouTubeで色々な方の手帳術の動画を見ます
趣味の一つでした
そのころは動画を見ることもままならないぐらい
不安感と言うかモヤモヤ感が強かったのを覚えています

ふと、以前見た動画を思い出しました

その動画はモヤモヤした事を書き出す事でスッキリとして
1日を始められると言う内容でした

その日にあったことやその時の気持ち
体調や服薬状況について書くことにしました

手帳を使った気持ちの可視化の利点

普段から手帳など文房具の好きな私は
使っていなかった手帳を取り出しました

時間軸のある手帳なら状態を描きやすいと思ったからです
睡眠時間や仕事の時間はマーカーでラインを引きます
その時にあったことは時間軸の横に記載しその時の気持ちも書きます
パニック発作や不安感についても記載しました

食べたものや体重の変化に関しては
以前noteにも書きましたが摂食障害の影響から記載を外しました

利点①

行動と気持ちをノートに書き出してみて分かったことは
出来事を歪んで解釈していたこと
思い込みや想像で相手を認識していました
その思い込みから落ち込みやパニック症状が起こっていました

例えばちょっとキツイ言い方をされたら
「あの人私が嫌いなんだな」「あの人私に怒ってるんだな」
理由がはっきりしている訳ではないのにそう思って距離をとってみたり

本当は忙しいだけだったり相手の気持ちは相手にしか分かりません
もしかしたらキツい言い方ではなかったのかも

そう言うふうに振り返って考えるきっかけになりました
実際に振り返れているのはつい最近ですが

利点②

感情を言語化する事で気持ちの吐き出しになっています
その時思ったことを言葉にするのが苦手な私にとって
最良の方法だったと思います

感情任せにその場で言葉にできる人もいますが
私にはできません
考え方もいろいろあると思います

感情をぶつける前に一旦冷静になる
きっかけにもなっているのだと思います

利点③

手帳をかけない時もあります
「手帳が書けないぐらいの状態だった」
と考えることができます

手帳を毎日書くことを義務化しなかった理由は
書けない日にはかけなかった理由があると考えたからです

私を含め完璧主義の人は最初に「毎日書かなくてもOK」
と決めておくことがいいのかもしれません

利点④

症状の経過がわかるので診察の際に活用できます
睡眠状況や気持ちの変化、パニック症状の出るタイミングや回数など
現状を正確に診察時に伝えることができました

私の場合は診察の際に手帳を持参していました

その内容から服薬の変更や休職の判断に至りました

おわりに

気持ちを可視化するための手帳については
利点ばかりではありません

習慣化することも大変だと思います
現実を直視することが辛い時もあります
自分を否定的に考えがちです

私は自分を否定的に考えたり考えすぎたりすることを
悪いことだとは思っていません

人に相談できれば一番いいのですが
人には言えない感情もあると思います

そんな自分をいつか全て受け入れられる日が来ればいいと
考えながら可視化ノートを継続していこうと思っています

もちろん楽しい項目も追加しながら

貴方は自分の体調や精神面の管理をどのようにされていますか
貴方の体調や精神面が安定して心地よく過ごされますように

 

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