自分を知る

子育ての中での学び

親になって気づくことはとても多い
未だにまだまだ勉強中だと思い知らされる

私は小さい頃から親に愛されて居ないと感じていた

いつも二番目
どう頑張っても一番にはなれない

親から貰えない愛情を
他の誰かから貰えるように
愛されるにはどうしたら良いか
そんな事ばかり考えていた

穴の空いた瓶に水を注ぐように
いつまで経っても満たされない

どんな言葉を貰っても
愛されている実感が分からない

見返りを求める
嫌われないために自分の本心を隠す

子どもが生まれて気づいたこと

子どもは真っ直ぐに愛を向けてくれる

お母さん大好き

言葉だけではなく
全身で伝えてくれる

その愛情を知った時
真っ直ぐに向き合おうと思った

ただただ注ぐだけの愛を

私の育児は完璧ではない

何度も躓き
悩み
後悔だってした

100%で向き合うことが常にできた訳でもない

忙しさや疲れから
ゆっくり話を聞けなかったこともある

あの時もっと話を聞いてあげてたら

そう思うこともしばしばだ

酷く落ち込んでいる娘に
「こうしたらいいんじゃない」
言った後に
「ただ話を聞いて欲しいだけ」
なんて言われて
職場で傾聴の大切さを指導しているのに何をやっているんだろうなんて落ち込んだ

やっぱり指導者や管理者には向いてないな
なんて苦笑いしながら反省する

この経験から子どもが落ち込んでいる時は
アドバイスをするのをやめた

話を聞きながら
成長に驚いたり
そんな考え方もあるのかと学ばされる

親はなんでも知っている
そんなふうに思っていたが

私の親も育児をしながら成長していたのだろう

その時できる子育てを
精一杯していたのではないだろうか

完璧な親なんて居ない
自分がそうであるように
親だって未熟だったのだろう

兄と同じように愛情を与えてくれていたのかもしれない

親になってそう考える

子どもの成長過程で親が与える影響は大きい未熟な私の育児であるが
子どもが大きくなってからも
大切であることを言葉で伝える
態度では伝わらないこともあるから

私と子どもの関係は良好な時ばかりではない
喧嘩もするし
口を聞かないこともある

そんな時でも「根底には大切に思っている」ということを分かっていたいと思うし知っていて貰いたい

親子だからといってなんでも許される訳では無い

過剰に気を使う必要はないが
お互いを想いあっていなければ
関係は破綻する

相手の感情を理解するというのはエゴかもしれない
100%理解することはできないのだから
でも想像することはできる
自分の大切に思っているという気持ちを伝えることはできる

大切な人を大切にすることを
子育ての中で子どもに伝わったらいいと思う

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